経営者である貴方は、日々の業務に気づいたこと、起こった問題などを、
各部門を担当する経営幹部に解決するよう指示を出すことがあると思います。
各部門を担当する経営幹部に解決するよう指示を出すことがあると思います。
経営幹部には、効率よく多くの仕事をこなしてもらいたいという気持ちは分かりますが、
とはいえ、人の時間もエネルギーも無限ではありません。
思いつきやその場の話の流れで、何でもかんでも仕事を投げては、いづれ破綻します。
経営者として大きな視野で優先順位をつけることなく、ただ多くの仕事を流すだけでは、
結果として得られるものは少ないでしょう。
経営者として大きな視野で優先順位をつけることなく、ただ多くの仕事を流すだけでは、
結果として得られるものは少ないでしょう。
これは、部下を甘やかすということでは全くありません。
経営幹部の各自が、より重要な仕事を確実に進めることができるやり方を確立する。
これも組織のトップリーダーとしての仕事の1つです。
経営幹部の各自が、より重要な仕事を確実に進めることができるやり方を確立する。
これも組織のトップリーダーとしての仕事の1つです。
では、本当に優先順位が高いものとは何でしょうか。
それは、「事業ビジョンの達成」に対してより重要な事項。
つまり、そこには長期的な視点からの取捨選択があってしかるべきです。
短期的な細かなタスクを経営者がちょこちょこ関与すべきではない。
一方で、ビジョンに照らし合わせてより優先順位の高い仕事は、
経営幹部たちに絶対にやってもらう仕組みが必要。
経営幹部たちに絶対にやってもらう仕組みが必要。
バラバラと単発の仕事を振るのではなく、経営幹部それぞれに、
四半期単位で、絶対に達成して欲しいタスクを提示する。
その進捗を毎週の定期ミーティングで確認するといった仕組みを持つことが大事です。
四半期単位で、絶対に達成して欲しいタスクを提示する。
その進捗を毎週の定期ミーティングで確認するといった仕組みを持つことが大事です。
7つの習慣で、スティーブン・R・コヴィー博士は、以下のように言っています
〜以下引用〜 (from http://www.franklinplanner.co.jp)
スケジューリングをバケツに石を入れる例えを使って説明します。1週間の時間をバケツに、出来事や行動、予定を石に例え、その石の大きさはその予定の重要度を表します。
さて、あなたは様々な石をどのようにバケツに入れますか?
手元にバケツがあると想定しましょう。1週間という期間の中に、あなたには実に様々なこまかい予定や出来事があります。バケツの中に、そうしたこまかな予定、つまり小さな石か砂を先に入れてしまうと、すぐに半分ぐらい埋まってしまいます。
そうすると、あなたにとっての重要で大切なこと、「人間関係作り」「自己啓発」「健康な身体作り」「子どもとの時間」「将来の計画」といったようなこと、つまり大きな石が入るスペースがなくなってしまいます。
そして、あなたにとって重要なことが、また先送りされてしまうということになってしまいます。
ではどのようにしたら、たくさんの大きな石を入れることが出来るでしょうか? 大きな石を先にバケツに入れ、小さな石や砂を後から入れればいいのです。
〜引用ここまで〜
四半期ごとに、大きな課題(ROCK) を設定し、
それに対しての必要なアクションの進捗を週次で確認していく。
それに対しての必要なアクションの進捗を週次で確認していく。
この単純な仕組みを経営チームに導入することで、
経営陣がより大きな視野で組織の舵取りをし、
ビジョン達成に対して強い推進力を持つことができます。
今あなたの会社にとってのROCKは何か?
それを特定することから始めて下さい。
それを特定することから始めて下さい。